
- 単元株価格下位購入MEMO:2026年7月8日
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ヴィア・ホールディングス(東証スタンダード7918) 平均取得単価 108円 100株 総投資額 10,800円
2026/7/8 108円 100株
株主優待投資が趣味の私が、今回新しく仕込んだのがヴィア・ホールディングス(東証スタンダード・証券コード7918)です。
購入価格は1株79円、100株で7,900円ほど。ワンコインランチ数回分程度の資金で「居酒屋の割引券」がもらえるということで、優待目的の少額投資として面白い銘柄だと感じ、思い切ってエントリーしました。
株価は日々変動します。本記事執筆後、株価は100円台まで上昇する場面もありました。実際に投資される際は必ず最新の株価をご確認ください。
この記事では、「ヴィア・ホールディングスってどんな会社?」という基本から、「優待の中身とメリット」「気になる将来性」、さらに私が実践している株主優待目的投資のノウハウまで、初心者の方にもわかりやすくまとめていきます。

ヴィア・ホールディングスとはどんな会社?
全国に居酒屋・飲食店を展開する外食チェーン
ヴィア・ホールディングスは、焼き鳥居酒屋を中心に多彩な飲食ブランドを全国展開する外食企業グループです。本社は東京都新宿区、代表は楠元健一郎氏。東証スタンダード市場に上場しています。
主力となるのは、焼き鳥居酒屋の「備長扇屋」「やきとりの扇屋」。この2つのブランドは東日本・西日本の2社体制でおよそ191店舗を展開しており、焼き鳥居酒屋カテゴリーでは全国的な知名度を持っています。
そのほかにも、豚料理の「紅とん」「魚とん」、洋食・カフェ業態の「パステル(Pastel)」、定食業態の「しんぱち食堂」「みよちゃん食堂」、さらに「焼肉扇屋」「ぼちぼち」など、幅広い業態を抱えているのが特徴です。焼き鳥のガッツリ系から、女性でも入りやすいカフェ・洋食まで守備範囲が広いため、優待を使う場面が多いのは嬉しいポイントです。
企業の基本データ(概要)
- 企業名:株式会社ヴィア・ホールディングス
- 証券コード:7918(東証スタンダード)
- 本社:東京都新宿区
- 事業内容:飲食店の企画・運営(居酒屋・洋食・定食など)
- 主要ブランド:備長扇屋、やきとりの扇屋、紅とん、魚とん、パステル、しんぱち食堂 など
- 単元株数:100株
外食業界に長く身を置いてきた老舗グループですが、後述するとおり過去に経営面での紆余曲折を経て、現在は再建・成長フェーズにある会社です。
株主優待の内容とメリットを徹底解説
さて、私がこの株を買った最大の目的である株主優待を見ていきましょう。ここが本記事のメインテーマです。
もらえるのは「株主割引券」
ヴィア・ホールディングスの優待は、グループ店舗で使える「株主割引券」です。内容は以下のとおり。
- 1回の飲食代金1,000円(税込)ごとに、1枚(500円割引)利用できる
- 1回の会計に応じて複数枚利用が可能
- 全国のヴィアグループ対象店舗で使える
つまり、実質的に飲食代金が最大50%オフになるという、非常に還元率の高い割引券です。「1,000円につき500円引き」という設計は、外食優待の中でもかなり太っ腹な部類に入ります。
保有株数ごとの年間優待額
優待は毎年3月末日時点の株主が対象で、保有株数に応じて年間の贈呈額が変わります。
| 保有株式数 | 年間の株主割引券 |
|---|---|
| 100~299株 | 8,000円相当 |
| 300~599株 | 12,000円相当 |
| 600~999株 | 18,000円相当 |
| 1,000~4,999株 | 24,000円相当 |
| 5,000~9,999株 | 36,000円相当 |
| 10,000株以上 | 48,000円相当 |
(2026年3月末日を基準日とする優待より適用)
100株保有の利回りがすごい
ここが最大の注目ポイントです。私が購入した100株(取得額約7,900円)で、年間8,000円相当の割引券がもらえる計算になります。
単純計算すると、優待の額面ベースでは取得額を上回る優待利回りということになります。もちろん割引券は「1,000円につき500円引き」という使用条件があるため、額面をそのまま現金価値と考えることはできませんが、それでも外食好きにとっては非常に魅力的な水準です。
仮に株価が100円前後(100株で1万円程度)だとしても、年間8,000円相当の割引券がもらえるわけですから、優待利回りは驚異的な数字になります。
優待は「拡充」されたばかり
さらに嬉しいことに、この優待は2026年3月末基準分から大幅に拡充されました。
会社発表によると、100株以上300株未満の区分では、従来の年間5,000円相当から8,000円相当へと60%の増額が実施されています。すべての保有区分で贈呈額が増えており、株主還元に前向きな姿勢がうかがえます。
会社側は、この優待拡充の狙いを「株主還元の拡大」だけでなく、「株主に実際に店舗を利用してもらうことで、売上拡大と収益基盤の強化につなげる」ためと説明しています。優待をもらった株主がお店に足を運び、それが会社の売上にもなるという好循環を意識した施策です。
優待利用時の注意点
メリットの大きい優待ですが、使う際には以下の点に注意が必要です。
- 他の割引券・サービスとの併用は不可(ジェフグルメカードは併用可)
- 券売機設置店舗では利用できない
- 割引券には有効期限がある(利用前に必ず期限を確認)
- 対象店舗は予告なく閉店する場合がある
お近くに対象店舗があるかどうかは、会社の公式サイトで「株主割引券ご利用可能店舗一覧」のPDFが公開されているので、購入前に確認しておくことをおすすめします。せっかく優待をもらっても、近所に使えるお店がなければ意味が薄れてしまいますからね。
気になる将来性・業績は?
優待が魅力的でも、会社そのものの業績や将来性は必ずチェックすべきポイントです。ここは正直に、良い面と課題の両面を見ていきましょう。
過去に経営再建(事業再生ADR)を経験
ヴィア・ホールディングスは、過去に事業再生ADRという私的整理の手続きを経ています。これは経営が厳しい局面を乗り越えてきた歴史があるということで、投資家として認識しておくべき重要なポイントです。
つまり本銘柄は、いわゆる「盤石の優良企業」というよりは、再建・成長途上のチャレンジ企業という位置づけになります。
直近業績は「利益面で苦戦」
2026年3月期の決算説明資料によると、売上は前年並みに推移した一方で、コスト構造の変化への対応が追いつかず、利益は一時的に悪化したとされています。外食業界全体で人件費・原材料費・光熱費などのコスト増が続いており、その影響を受けた形です。
会社は不採算店舗の整理や収益構造改革を進めているものの、各種コストの上昇を吸収しきれていないのが現状です。
中期経営戦略「未来計画 Next」で立て直しへ
一方で、明るい材料もあります。会社は中期経営戦略「未来計画 Next」を掲げ、以下のような取り組みを進めています。
- 収益構造改革(不採算店舗の整理と収益性の高い業態への集中)
- ワンカンパニー化による機能改革(グループ会社の統合による効率化)
- パステル(Pastel)など成長業態への投資
- DX推進による生産性向上
「未来計画 Next」では2028年3月期に向けた成長シナリオが描かれており、業態モデルの再設計と新たな収益構造への移行を加速させる方針です。
将来性の評価:期待と注意のバランス
まとめると、ヴィア・ホールディングスは「優待の魅力は非常に高いが、業績面では改善途上」という銘柄です。
外食需要そのものは、コロナ禍からの回復基調にあり、インバウンド需要も追い風になり得ます。もし収益構造改革が奏功すれば、業績回復とともに株価上昇も期待できるでしょう。一方で、コスト上昇が続く外食業界の厳しさは無視できず、再建の道半ばであることは十分に理解しておく必要があります。
「優待をもらいながら、会社の成長を気長に応援する」というスタンスが合う銘柄だと私は考えています。
株主優待目的投資のノウハウ
ここからは、私が実践している株主優待目的投資のコツを、今回のヴィア・ホールディングスを例にお伝えします。優待投資に興味がある方はぜひ参考にしてください。
① 「実質利回り」で考える
優待投資で最も大切なのが利回りの意識です。株価に対して、優待+配当でどれだけリターンが得られるかを計算します。
今回のように取得額7,900円で年間8,000円相当の優待がもらえる銘柄は、額面ベースでは非常に高い利回りです。ただし、割引券は「使ってこそ価値が生まれる」ものなので、自分が本当に使い切れるかを冷静に判断することが重要です。使わなければただの紙切れになってしまいます。
② 「使える優待」を選ぶ
優待株選びで初心者がやりがちな失敗が、「利回りだけで選んで使えない優待をもらう」ことです。
ヴィア・ホールディングスの優待は飲食店の割引券なので、近所や職場の近くに対象店舗があるかが鍵になります。逆に、対象店舗が生活圏になければ利回りが高くても宝の持ち腐れです。事前に公式サイトの利用可能店舗一覧を必ずチェックしましょう。
QUOカードやカタログギフトなど「換金性・汎用性の高い優待」と、飲食券のような「使う場所が限定される優待」の違いを理解して選ぶことが大切です。
③ 権利確定日を把握する
優待をもらうには、権利確定日(基準日)に株主名簿に載っている必要があります。ヴィア・ホールディングスの場合は毎年3月末日が基準日です。
具体的には、権利付最終日(基準日の営業日ベースで数日前)までに株を保有していなければなりません。優待狙いで買うなら、この権利付最終日を必ずカレンダーに入れておきましょう。
④ 優待「改悪・改善」のニュースを追う
優待は永久に保証されたものではなく、会社の業績や方針によって変更(改悪・改善)されることがあります。実際、ヴィア・ホールディングスも過去には優待が縮小(改悪)されたことがありましたが、直近では逆に大幅拡充(改善)されました。
優待投資では、こうしたIR情報や適時開示をこまめにチェックする習慣が欠かせません。優待拡充のニュースが出た直後は株価が上昇しやすく、逆に改悪発表では急落することもあります。
⑤ 少額・分散でリスクを抑える
今回の私のように1銘柄1万円以下で仕込める優待株は、初心者が優待投資を体験するのにぴったりです。少額から始めて、複数の優待株に分散投資すれば、1社の業績悪化や優待改悪のリスクを和らげられます。
特に業績が改善途上の銘柄に投資する場合は、「余裕資金で、なくなっても困らない範囲で」というのが鉄則です。
⑥ 優待+株価上昇の「二兎」を狙える銘柄も
優待利回りが高く、かつ業績回復や成長が期待できる銘柄は、優待をもらいながら株価上昇の値上がり益も狙えるという一石二鳥の可能性があります。ヴィア・ホールディングスはまさに「再建が成功すれば株価上昇も」というシナリオを秘めた銘柄と言えるでしょう。
まとめ:外食好きなら“買い”を検討する価値あり
今回は、私が79円×100株(約7,900円)で購入した**ヴィア・ホールディングス(7918)**について解説しました。最後にポイントを整理します。
- どんな会社? … 「備長扇屋」「やきとりの扇屋」「パステル」などを展開する全国区の外食グループ
- 優待の内容 … 1,000円ごとに500円割引の株主割引券。100株で年間8,000円相当(実質最大50%オフ)
- 優待のメリット … 2026年3月末基準から大幅拡充。少額投資でも高い優待利回り
- 将来性 … 事業再生ADRを経て再建中。業績は利益面で苦戦するも「未来計画 Next」で立て直しへ
- 投資スタンス … 優待を楽しみながら、会社の成長を気長に応援するのがおすすめ
外食、特に焼き鳥居酒屋やカフェが好きで、生活圏に対象店舗がある方にとっては、少額で楽しめる非常に魅力的な優待株だと思います。一方で、業績面ではまだ課題を抱えている再建途上の企業でもあるため、余裕資金での投資を心がけ、無理のない範囲で楽しむのが賢明です。
みなさんもぜひ、自分の生活スタイルに合った「使える優待株」を見つけて、お得な優待ライフを楽しんでみてください。
【免責事項】 本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。株価や優待内容、業績は変動・変更される可能性があります。株価や優待の最新情報は必ず公式IR情報や証券会社の情報でご確認ください。投資は自己判断・自己責任でお願いいたします。私は投資助言の資格を持つ専門家ではありません。






