
夏になると、天気予報でよく聞く言葉がありますよね。
「今日は真夏日です」
「明日は猛暑日になるでしょう」
「熱帯夜に注意!」
でも、これらの言葉の意味の違いを正しく説明できますか?
この記事では、夏日・真夏日・猛暑日・酷暑日・熱帯夜の違いを、誰でもわかるようにやさしく説明します!
夏日(なつび)とは?
夏日とは、
▶ 日中の気温が【25℃以上】になった日のこと。
たとえば、5月や6月でも25℃を超えると「夏日」と言います。
まだ夏本番ではないのに「夏日」と言われるのはこのためです。
真夏日(まなつび)とは?
真夏日とは、
▶ 日中の気温が【30℃以上】になった日のこと。
本格的な暑さになると「真夏日」と言われます。
夏の中でも、エアコンが必須な暑さですね。
猛暑日(もうしょび)とは?
猛暑日とは、
▶ 日中の気温が【35℃以上】になった日のこと。
ここまでくると、外に出るのも危ないレベル。
熱中症になる人も増えるので、要注意です!
酷暑日(こくしょび)とは?
酷暑日という言葉は、実は気象庁の公式な用語ではありません。
でも、ニュースやネットではよく使われます。
意味は「猛暑日よりさらに過酷な暑さ」を表す言葉で、
▶ 一般的には【40℃以上】の日を指すことが多いです。
つまり、「酷暑日=超・猛暑日」みたいな感じです。
熱帯夜(ねったいや)とは?
熱帯夜とは、
▶ 夜になっても【気温が25℃以上】のまま下がらない夜のこと。
暑くて寝苦しい夜に「熱帯夜」と言われます。
クーラーなしでは眠れない人も多いですね。
一覧でおさらい
用語 | 気温の条件 | 時間帯 | 特徴 |
---|---|---|---|
夏日 | 25℃以上 | 日中 | 初夏にもよくある |
真夏日 | 30℃以上 | 日中 | 本格的な夏の暑さ |
猛暑日 | 35℃以上 | 日中 | 危険なレベルの暑さ |
酷暑日 | 40℃以上(非公式) | 日中 | 異常とも言える超高温 |
熱帯夜 | 25℃以上 | 夜間 | 夜でも暑くて眠れない |
言葉の違いを知って、夏を安全に
「夏日」「真夏日」「猛暑日」「酷暑日」「熱帯夜」にはそれぞれ明確な意味があります。
これを知っておくと、天気予報をもっと深く理解でき、熱中症対策にも役立ちます。
暑い日が続くときは、こまめな水分補給やエアコンの利用、無理な外出を避けるなど、体調管理を忘れずにのりきりましょう。