
週刊少年ジャンプ 2025年52号に連載中の『アオのハコ』第220話。
主人公の大喜と恋人の千夏が二人きりの家で一夜を明かす回。
このエピソードの最大の衝撃は、やはりキスと、それに続く「ごめん」という言葉の組み合わせです。
通常、ロマンチックな展開の中で描かれるキスに対し、「ごめん」という謝罪が付随することで、この行為が純粋な喜びや合意だけでなく、何らかの禁断や複雑な感情を伴う決断であったことを示唆されますが、一夜明けるとあっさりとお互いに笑顔で普段通りの家族団欒。
千夏は恋愛モードになると肉食系かと思いましたがそうでもないのかな。
アオのハコ自体、爽やか青春ラブストーリーなので、そういった性的なことには一切触れないのでしょうけど、少しその先を期待しただけに、肩すかし感もあります。
高校生と大学生に分かれた今、恋愛要素で引っ張るにはネタ切れが早そう。
かといってスポ根ものに全振りになっても、根底は恋愛ものだけに、どう物語が展開するのか期待しています。






