イオン株を2026年1月に買った人たちの本音|高値づかみでも保有を続ける理由とは?

イオン株を2026年1月に買った人たちの本音|高値づかみでも保有を続ける理由とは?

2026年1月にイオン株を購入した人の中には、現在も大きな含み損を抱えている人が少なくありません。

イオン株は2026年1月5日に年初来高値の2,542.5円を付けましたが、2026年8月28日の終値は1,358.5円でした。高値からは約47%下落した計算です。
では、2026年1月の高値圏でイオン株を買った人たちは、現在どのように考えているのでしょうか。
個人ブログやYahoo!ファイナンス掲示板、Yahoo!知恵袋などで見つかった公開投稿をもとに、イオン株主の意見を整理しました。

注意:個人ブログや掲示板の投稿は、投稿者の個人的な意見です。2026年1月に購入したことを明確に確認できない投稿も含まれており、イオン株主全体の意見を代表するものではありません。

私の場合

私自信、イオンの100株だけの株主です。
137,000円で購入して1ヶ月たっていませんが、記事を書いている2026年8月30日時点で1,550円の評価損が発生しています。

私がイオンを持つ理由と方針は次のような感じで、100株保有者への株主優待改悪が無い限りはガチホしていくつもりです。

  • 競合他社と比べて割高は承知の上で、権利取得を優先して高値づかみ覚悟で最低単元購入
  • イオンでの買い物は妻も含めて月1~2回程度。買い物の還元率にはさほど関心なし
  • 株主優待の主目的はイオンシネマの映画鑑賞半額プラスポップコーンもしくはドリンク付き。イオンシネマがある店舗まで車で30分ほどかかるので、基本は会社に帰りの近場にある映画館ですが、オーナーズカードが届いたら行く映画館を変えて、趣味の映画鑑賞の頻度を高めたい
  • ラウンジに興味はありますが、おそらくほとんど使わない気がします。イオンに行く頻度は少ないので、飲み食いしたい時があれば、フードコートの興味あるものを注文して、時間を気にせず休憩したいので、予約して入って30分という制限のように時間を気にして自販機品質のコーヒーのためにわざわざ窮屈な(場所によるんでしょうがネットにあがっている画像イメージから受ける印象)ところにあえていかないかも
  • 1/3分割前からイオンの株主優待をずっと気にしていましたが、40万円出してまではと思っていました。ところが分割があったと知った時には2542円で一旦また諦めていました。ですが8月の権利確定日を意識したところでイオンが高値からおよそ半額の14万円切っていることを知り、さらに暴落しても精神的負担は少ないレベルまできていたので買いを決断。上場廃止まで放置する銘柄として、投資で一番いけない「売らなければ損は確定しないのでセーフ」という方針ものとして100株ホルダーを続けます

2026年1月にイオン株を買った人はどれくらい含み損なのか

イオンの2026年の株価は、年初から大きく下落しています。

時点株価
2026年1月5日2,542.5円
2026年1月14日2,191円
2026年6月23日1,274円
2026年8月28日1,358.5円

例えば、2026年1月5日に100株を2,542.5円で購入した場合、投資額は約25万4,000円です。
2026年8月28日時点で株価が1,358.5円なら、評価額は約13万6,000円。含み損は約11万8,000円となります。
一方、2026年1月14日の終値2,191円で購入した場合でも、100株では約8万3,000円の含み損です。
株主優待や配当だけで短期間に埋めるのは難しく、1月の高値圏で買った人にとっては、かなり厳しい株価下落だったといえます。

高値づかみした株主の意見①「含み損でも優待があるから持ち続ける」

最も目立つのは、含み損を抱えていても、オーナーズカードのために保有を続けるという意見です。

ある個人ブログでは、イオン株について次のような趣旨の投稿がありました。

年末には含み益が10万円を超えていたが、そのまま保有を継続。その後、株価が下落して含み損が4万円を超えた。それでも優待目的で購入した株なので、すぐに売るつもりはない。

この投稿者にとって、イオン株は値上がりを狙う銘柄というより、普段の買い物で使える株主優待を得るための銘柄です。

株価が下がったことにショックを受けながらも、

  • オーナーズカードが使える
  • 配当金も受け取れる
  • 日常の買い物で優待を利用できる
  • 長期保有すれば株価が戻る可能性もある

と考え、保有を継続しています。

このタイプの株主にとっては、イオン株の価値は株価だけではありません。毎日の買い物で得られるキャッシュバックも、投資リターンの一部です。

高値づかみした株主の意見②「含み損は大きいが、今買える人がうらやましい」

別の個人投資家からは、含み損を抱えているにもかかわらず、現在の株価水準を前向きに見る意見もありました。

含み損は大きいが、オーナーズカードの1%還元を考えると、今の株価で買える人がうらやましい。優待を使う予定がある人にとっては、以前より買いやすくなった。

イオンの株主優待では、100株保有の場合、対象となる買い物に対して1%のキャッシュバックを受けられます。

年間の買い物額が大きい人ほど、優待による実質的な還元額も大きくなります。

年間の対象買い物額年間キャッシュバック
50万円5,000円
100万円1万円
150万円1万5,000円
200万円2万円

年間配当は、2027年2月期に1株あたり15円が予定されています。100株なら年間配当は1,500円です。

したがって、年間100万円をイオンで買い物する人なら、キャッシュバック1万円と配当1,500円で、年間約1万1,500円相当のメリットになります。

株価が戻らなくても、数年かけて優待と配当を受け取りながら投資額を回収していくという考え方です。

高値づかみした株主の意見③「2025年後半から2026年初めはイオンバブルだった」

一方、イオン株の急落を冷静に分析する意見もあります。

Yahoo!知恵袋では、2025年9月の株式分割と株主優待人気によって、イオン株が一時的に過熱していたのではないかという投稿がありました。

投稿の主な内容は次のとおりです。

  • 2025年9月に1株を3株に分割した
  • 分割によって100株を購入しやすくなった
  • 株主優待目的の個人投資家が増えた
  • 2025年後半に株価が急騰した
  • 2026年1月の株価は企業価値以上に買われていた可能性がある
  • その後、優待人気や投資家の熱が冷めて株価が下落した

この見方では、現在の1,300円台の株価は「暴落」というより、分割前の水準に戻っただけだとされています。

かなり辛口の意見ですが、2026年1月の株価には、業績だけでなく、株主優待人気や株式分割による買いやすさが相当程度織り込まれていた可能性はあります。

高値づかみした株主の意見④「ナンピンは怖い」

高値で買った人の中には、株価が半分近くまで下がったことで、ナンピン買いを検討する人もいます。
しかし、掲示板では次のような慎重な意見も目立ちます。

株価は下がったが、まだ割安とは思えない。含み損を減らしたい気持ちはあるが、さらに買い増すのは怖い。

イオン株は株価が下落したとはいえ、2026年8月28日時点で予想PERは約51倍、PBRは約3.1倍です。
配当利回りも約1.1%にとどまっており、一般的な大型株と比較すると、指標面で割安とは言いにくい水準です。
そのため、株価が下落したからといって、すぐに「割安になった」と判断するのは注意が必要です。

高値づかみした株主の意見⑤「業績は悪くない。長期なら戻る可能性がある」

イオン株に対して強気の株主もいます。

イオンの2026年2月期は、営業収益が約10兆7,153億円、営業利益が約2,704億円でした。
また、2027年2月期は営業利益3,400億円を見込んでいます。2026年7月に発表された第1四半期決算では、営業収益が前年同期比14.6%増、営業利益が33.6%増となりました。

強気派が期待しているのは、主に次の事業です。

  • ツルハ・ウエルシア統合によるヘルス&ウエルネス事業の拡大
  • ベトナムを中心としたアジア事業の成長
  • トップバリュなどプライベートブランド商品の強化
  • Green Beansなどネットスーパー事業
  • 金融、電子マネー、デジタルサービスとの連携
  • 不採算店舗の整理と食品小売事業の収益性改善

イオンは2026年5月に、2030年度の目標として営業収益15兆円、営業利益5,300億円、ROE8.5%以上を掲げています。
この計画が順調に進めば、現在の株価は長期的には見直される可能性があります。
ただし、利益を約2倍にする計画であり、実現難易度は決して低くありません。売上高だけでなく、利益率やキャッシュフローが改善するかが重要です。

「100株で3%還元」と誤解していた人も?

イオン株の株主優待については、株式分割後の還元率を誤解していた人もいるようです。

現在のキャッシュバック率は次のとおりです。

保有株数キャッシュバック率
100株1%
200株2%
300株3%
1,500株4%
3,000株5%
5,000株6%
10,000株以上7%

株式分割前の感覚で「100株で3%還元」と考えていた場合、実際には300株が必要になります。

この制度変更を十分に理解しないまま、分割後に100株を購入した人もいたのではないかという指摘があります。

株主優待銘柄では、制度の内容を正確に確認せずに買うと、期待していた優待利回りと実際の利回りが大きく異なることがあります。

高値づかみ株主の意見をまとめると

主な意見考え方
含み損でも優待があるから保有するイオンを頻繁に利用する人向け
今の株価なら買いやすい優待の実用価値を重視
2025年後半から2026年初めは過熱していた株式分割と優待人気によるバブルと見る
ナンピンは怖いまだ十分に割安とはいえないと判断
業績は悪くないので長期なら戻るツルハ、海外、デジタルなどに期待
優待目的以外で持つ理由は薄い配当や株価成長を重視すると物足りない

高値づかみした人たちから学べること

今回調べた投稿から分かるのは、イオン株の高値づかみで苦しんでいる人の多くが、株価だけでなく「購入理由」を見直しているということです。

イオン株を買った理由が、

  • イオンを日常的に利用するため
  • オーナーズカードが欲しかったため
  • 長期的な成長に期待したため

であれば、株価下落後も保有を続ける理由があります。

一方で、

  • 株価が上がっていたから買った
  • 優待人気だから買った
  • 100株で3%還元だと思っていた
  • さらに株価が上がると思っていた

という理由であれば、現在の保有目的を再検討する必要があります。

イオン株を今後も保有するべきか

私の考えでは、イオン株は次のように判断するのが現実的です。

保有継続を検討しやすい人

  • イオン、マックスバリュ、まいばすけっとなどを日常的に利用する
  • 年間50万円以上、対象店舗で買い物をする
  • オーナーズカードを実際に活用できる
  • 株価がすぐに戻らなくても長期保有できる
  • 優待を楽しみながら企業の成長を待てる

売却を検討してもよい人

  • イオンでほとんど買い物をしない
  • 優待を使うために無理に買い物をしている
  • 配当利回りや資産成長を重視している
  • 今後の成長性よりも、現在の割高感が気になる
  • 他の成長株や高配当株に資金を移したい

私ならどうするか

2026年1月の高値圏で買った人のように、数万円から10万円を超える含み損を抱えている場合でも、イオンを頻繁に利用するなら、優待を受け取りながら長期保有する選択肢はあります。
ただし、株価が下がったからという理由だけで、無理にナンピンするのは慎重に考えたいところです。
イオン株は、現在でもPERやPBRが高く、配当利回りも低いため、数字だけを見れば割安株とはいえません。
一方で、ツルハ・ウエルシア、ベトナム、Green Beans、金融、デジタルなど、将来の成長材料はあります。今後、営業利益率やROEが改善すれば、単なる優待株から成長株へ評価が変わる可能性もあります。
そのため、現時点では次の方針が無難だと考えます。

100株は優待目的で保有継続。ただし、買い増しは慎重にする。

イオンを普段から利用する人にとって、株価下落はつらいものの、オーナーズカードと配当によって損失の一部を回収できます。
反対に、イオンをあまり使わない人は、「優待があるから」という理由だけで保有を続ける必要はありません。

高値づかみした人たちの声から得られる最大の教訓は、次のとおりです。

「優待があるから株価下落は問題ない」のではなく、優待を実際に使える人ほど株価下落に耐えやすい。

参考情報

本記事は、公開情報および個人投資家の投稿をもとに作成した情報提供記事です。特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断は、ご自身の資産状況や投資方針を踏まえ、自己責任で行ってください。

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