山本崇一朗先生の漫画『からかい上手の高木さん』が2023年10月12日発売のゲッサン2023年11月号で最終回を迎えました。
ゲッサン2013年7月号から10年の連載で完結。
高木さんと西片の両片想いのラブコメが幕を閉じました。
アニメと漫画ともに追い続けてきた作品の最終話掲載ということで、紙媒体の現物はもちろん、発売日当日の発送が待てず、電子書籍Kindle版の両方購入しました。
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からかい上手の高木さん あらすじ
照れたら負けの全力青春バトル!
いっつもオレをからかってくる隣の席の高木さん。
だけど見ていろ、今日こそは必ず高木さんをからかって恥ずかしがらせてやる!!
からかい上手の高木さん 最終話 レビュー
『からかい上手の高木さん』最終話は夏祭りです。
二人でお祭りに行く約束をした西片と高木さん。
待ち合わせ場所に浴衣姿で現れた高木さんがカラーで描かれていて眼福です。
もうお互いにもう半歩進むだけで恋人になれるような関係性にまで気持ちが高揚している状態。
お祭りと花火いう夏の恋人たちを盛り上げる舞台は整いました。
そして西片から「好き」という告白の引き出しを開けさせるために、絶妙なからかいスキルを発動させ、さまざまな条件を矢継ぎ早に展開して西片からの好きを引き出すことに成功。
西片からの告白も見開きで美麗に描かれていて良いのですが、私はそこよりも聞こえないふりしてもう1回言ってを繰り返すたびに西片に近寄っていき、最後に抱きついてからの「ゴメン、ホントは最初から聞こえてた。」は悶死するほどの破壊力を持っていました。
これはぜひアニメで見たい。
きっと鳥肌が立つこと間違いなしでしょう。
そして最後に場面は学校への登校シーン。
晴れて恋人となった二人がいつもと変わらないようにみせかけてからの、高木さんが西片の手に人差し指で触れて、離れてからの西片からのがっちり手を握り返す場面。
手の動きだけでそれぞれの表情や心理状態が容易に想像できる絶妙な描き方。
感動のあまりゾクゾクしました。
からかいから始まりからかいに終わる。
からかい上手の高木さんの終幕としてこれ以上ない完璧な終わり方だと思いました。
コミック最終巻となる『からかい上手の高木さん 第20巻』は2024年1月発売予定。
コミックスも紙媒体と電子書籍Kindle版の両方買わせていただきます。
からかい上手の高木さん この後の展開
からかい上手の高木さんの漫画本編はこれにて終了となりましたが、まだまだ続く高木さんワールド。
ゲッサン2023年12月号からは、高木さんと西片が結婚して子育て生活を描いたスピンオフ作品「からかい上手の（元）高木さん」の漫画作者である稲葉光史氏が描く、『からかい上手？の西片さん』が始まります。
（元）高木さんと西片の愛娘のちーちゃんの中学生生活を描いた作品。
スピンオフ作品中でもときより見せる中学生時代にスポットを当てた形で、幼少時代からの腐れ縁の男の子とのからかい勝負が始まります。
からかわれるのは男女逆転して、女の子の西片さん。
からかっているつもりがいつもからかわれてしまう残念な姿が面白おかしく、そして愛おしい漫画になると思われます。
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恋人の距離感の西片と高木さんのイラスト
山本崇一朗先生のツイートで素晴らしいイラストが公開されました。
恋人の距離感。
・・・か、どうかわかりませんが、意識したように二人して頬を赤らめて、幸せそうな表情。
最終話を見終わった後にこのイラストを見ると、幸福度がさらに向上します。
最後まで素晴らしい作品をありがとうございました。
また、次回作を期待しています。
そして、TVアニメ第4期で最終話までアニメ化も首を長くして待っています。
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