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【好きっていいなよ。】最終話 18巻収録 レビュー:9年の想いを凝縮したエピソード

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【好きっていいなよ。】最終話 18巻収録 レビュー:9年の想いを凝縮したエピソード

デザート2017年9月号表紙
葉月かなえ「好きっていいなよ。」がついに完結しました。
少女コミック「デザート」2017年9月号に最終話が掲載されました。
2008年4月号に掲載されてから9年も連載されてきました。

橘めいが高校卒業から黒沢大和にもらって身に着けてきた指輪は、25歳になってもまだ右手。

愛子さんと立川くんは結婚して子供が生まれた。
あさみさんと中西くんも沖縄に移住して結婚した。

周りは身を固めている。
大和が撮影した北川めぐみの復帰号も好調。竹村海との距離も縮まりつつある。
それぞれに幸せを見つけている。

めいと大和はあせらずに自分たちのペースで進もうと心に思う。
大和は不本意でありながらも「イケメン写真家」としての仕事も、撮りたいものが取れて写真家として仕事を振ってくれていることに感謝をして前向きに受ける。

ある日めいが起きるとそこには指輪が「いってきます」というメッセージカードとともに置かれていた。

あわてて大和に電話をする。
真意を問いただすと、「面と向かってだとうまくいえなさそう」ということ。

早くいいたくて先走ったつでに、電話越しのプロポーズ。
「俺だけのめいになってもらってもいいかな?」
「ずっとずっと愛してます。大切にしていきます。だから、結婚してください」

電話越しのプロポーズに号泣するめい。

9年前の後ろ向きな自分、大和に出会って変わった自分、そしてこれからも幸せになる決意をする。

そして二人は結婚式を迎える。

幸せになりたいなら、出会った人たちを大切にすること、好きになった人にちゃんと好きということ、自分の幸せは自分がつくりだすもの、そして大切なものを自分につくること。
めいの今までの大和と出会う前、出会ってからの9年間、そして未来。すべてが最終話後半のめいのセリフに詰まっています。

子どもができて3人で新しい家族をつくり、幸せなハッピーエンドを無事迎えました。

今回の「好きっていいなよ。」最終話を収録した18巻は2017年9月13日発売です。

About The Author

heartofu
ITと漫画をこよなく愛する、散財オタクブロガーです。
テーマとして掲げている「一度きりの人生を楽しもう」という言葉は、政治思想家ニッコロ・マキャヴェッリの「やらずに後悔するより、行動して後悔する方が懸命である」という格言に深く感銘を受けて選んだものです。もちろん、行動した結果として後悔することも多々あります。しかし、それは自分の選択の結果であり、納得できます。一方で「あの時、もしも…」という後悔は、なかなか割り切れないものです。時には「やらなければよかった」と思うこともありますが、行動を通じて得られる経験や成長は、人生の大きな財産だと感じています。もちろん、命に関わることや、他人を傷つけたり迷惑をかけるようなことは論外です。
年齢を重ねるごとにできなくなることも増え、「明日」が必ずしも来るとは限らないのが人生です。だからこそ、今できることにはできるだけ挑戦し、後悔の少ない人生を送りたいと考えています。そんな日々のライフログを、人生が終わるまで、あるいはボケるまで続けていきたいと思っています。このような思いで書いているため、読者のニーズをあえて気にせず、忘却録として綴っている面もありますが、ご理解いただければ幸いです。もし気が向いたときにご覧いただき、少しでも共感していただけましたら、ぜひSNSなどでシェアしていただけると嬉しいです。
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