iPhone 18 Pro・iPhone Duo 最新リーク総まとめ|9月9日発表、価格・スペック比較一覧【2026年版】

iPhone 18 Pro・iPhone Duo 最新リーク総まとめ|9月9日発表、価格・スペック比較一覧【2026年版】

今年の9月は「高い3台」だけがやってくる

Appleは2026年8月26日、次のスペシャルイベントを日本時間9月10日午前2時(米太平洋時間9月9日午前10時)に開催すると正式発表しました。招待状のタグラインは「Surprise and shine」。「rise and shine(さあ起きて)」をひねった言葉遊びで、太陽が差し込むAppleロゴが添えられています。中国向けのローカライズ版タグラインには「折りたたみ」を思わせる仕掛けが含まれている、という指摘も出ました。

そして今年のラインナップは、これまでとまるで違います。

登場するのはiPhone 18 Pro、iPhone 18 Pro Max、そして10年以上噂され続けてきた初の折りたたみiPhone。この3機種はいずれも高価格帯です。一方、毎年秋の定番だった無印モデルは姿を見せません。9to5Macの表現を借りれば、今年の秋は「ハイエンドだけに絞られた」ラインナップになります。

つまり、財布に優しい選択肢が秋には存在しない年になるわけです。この点を最初に押さえておくと、以下の情報がぐっと理解しやすくなります。

発売日と予約開始日はいつ?

Appleは例年、発表の翌週金曜に新型iPhoneを出荷してきました。過去3年の実績を並べると規則性は明快です。

発表予約開始発売
2023(iPhone 15)9月12日(火)9月15日(金)9月22日(金)
2024(iPhone 16)9月9日(月)9月13日(金)9月20日(金)
2025(iPhone 17)9月9日(火)9月12日(金)9月19日(金)
2026(予想)9月9日(水)9月11日(金)または12日(土)9月18日(金)

9to5Macはこのパターンから、予約開始が9月11日ないし12日、発売は9月18日金曜と見ています。11日は米国では追悼の日にあたるため、Appleが12日土曜にずらす可能性も指摘されています。MacRumorsも同様に9月18日発売を有力視しています。

ちなみに『Macworld』は、今年の予約開始は例年よりやや遅れる可能性があると報じました。数日単位の話ですが、予約合戦に挑むつもりなら頭に入れておくといいでしょう。

iPhone Duoは同時発売? それとも遅れる?

ここは長らく揺れていた論点です。Ming-Chi Kuo氏は、2017年のiPhone Xと同じ「9月発表・10月発売」方式になるとの見立てを示していました。生産上の難しさから初期供給が絞られるという読みです。

しかし直近、Bloombergのマーク・ガーマン氏が『Tom’s Guide』のインタビューで踏み込んだ発言をしています。

折りたたみが新しいProモデルと同時、あるいはそれに近いタイミングで発売されなかったら、私はかなり驚く。同日発売か、数週間以内。10月下旬や11月への大幅な遅延、サプライチェーン問題といった話は、私は事実ではないと考えている。

米国先行で順次地域を広げる、いわゆる段階的ロールアウトの可能性も報じられています。日本での入手タイミングは、発表当日の告知を待つのが確実です。

スペック比較一覧

現時点のリーク情報を整理したものです。すべて発表前の予想であり、確定仕様ではありません。

項目iPhone 18 ProiPhone 18 Pro MaxiPhone Duo(折りたたみ)
ディスプレイ6.3インチ OLED6.9インチ OLED外5.5インチ/内7.8インチ OLED
表示技術LTPO+(Samsung製)LTPO+(Samsung製)内側はProMotion 120Hz対応(TrendForce)
Dynamic Island約35%小型化の説あり(異論も)同左ー(パンチホール式)
SoCA20 Pro(TSMC 2nm)A20 Pro(TSMC 2nm)A20 Pro(TSMC 2nm)
RAM12GB12GB12GB
生体認証Face IDFace IDTouch ID(電源ボタン内蔵)
背面カメラ3眼(可変絞りは搭載未確定)3眼+可変絞り2眼(48MP広角+48MP超広角)
前面カメラ24MPへ向上の見込み同左24MP×2(内外各1、内側は画面下説)
冷却第2世代ベイパーチャンバー第2世代ベイパーチャンバーベイパーチャンバー
モデムC2(米国はQualcomm説も)C2(同)C2(mmWave非対応の見込み)
バッテリー4,288mAh(米)/4,056mAh(中)5,567mAh(米)/5,391mAh(中)5,400〜5,800mAh、デュアル構成
厚さ8.8mm説と9mm説同(Pro Maxは約240g説)開いて約4.5mm/閉じて9〜9.5mm
素材アルマイト処理アルミアルマイト処理アルミチタン+アルミのフレーム
物理SIM中国版のみ搭載中国版のみ搭載なし(eSIM専用)
アクションボタンありありなしの見込み
MagSafeありありあり
ストレージ未確定1TB構成の値上げ幅が大きい見込み256GB/512GB/1TB/2TB(TrendForce)

価格はどうなる? 予想が大きく割れている

今年の価格予想は、例年と比べて幅が広いのが特徴です。原因はメモリ価格の急騰。TrendForceによると、256GB分のメモリチップ価格は前年同期比で約400%上昇しました。同社の別分析では、256GB版Proモデルの部品コスト総額(BOM)が前年から約38%増えたとされます。AIインフラ投資がメモリ需給を圧迫し、そのしわ寄せがスマートフォンに来ている構図です。

iPhone 18 Pro/Pro Maxの価格予想

出典18 Pro18 Pro Max前年比
TrendForce(9/3)1,249〜1,299ドル1,349〜1,399ドル+150〜200ドル
IDC最大1,299ドル最大1,399ドル最大+200ドル
Wall Street Journal1,399ドル大幅増
Jeff Pu氏(アナリスト)最大+300ドル
Counterpoint Research1TB版が+300ドル程度上位構成ほど上げ幅大
ガーマン氏(Bloomberg)1,199ドル1,299ドル+100ドル

参考として、iPhone 17 Proは1,099ドル、17 Pro Maxは1,199ドルでした。

見立てが最も控えめなのはガーマン氏です。根拠は競合の動き。SamsungとGoogleが最新機種の価格を約100ドル引き上げており、Appleがこれに合わせるなら+100ドルで収まる、という読みです。同氏は「Appleには行き過ぎを避ける理由がある。100ドルの値上げならSamsungの価格帯に留まり、一部のMacやiPadで見られたような値上げの衝撃を回避できる」と書いています。実際Appleは当四半期の粗利益率への圧迫を予告済みで、コスト増を全額転嫁していない兆候と解釈できます。

一方でガーマン氏は8月下旬、値上げ自体は「避けられないままだ」とも述べています。据え置きの線は薄いと見るのが妥当でしょう。

なお、9to5Macの筆者は「1,399ドル説も出ているが、自分は1,199ドルか1,249ドルに近いと見る」との私見を書き添えています。

iPhone Ultraの価格予想

初の折りたたみは、歴代最高価格のiPhoneになる見込みです。

出典予想価格
TrendForce2,099〜2,299ドル(最上位構成は3,000ドル超も)
Ming-Chi Kuo氏2,000〜2,500ドル
ガーマン氏2,000ドル超
Fubon Research2,400ドル
IDC平均販売価格2,500ドル、最大3,000ドル
UBS1,800〜2,000ドル

強気のIDCと控えめなUBSで最大700ドルの開きがあります。ただ「2,000ドルを下回ることはない」という点では各社の報道が一致しています。iPhone 17 Pro Maxの1,199ドルに対し、ほぼ倍という水準です。

日本円での価格は、いずれの調査会社も言及していません。Appleの国内価格は為替をそのまま反映するわけではなく、発表当日まで確定しません。ドル建て予想からの単純換算は避けたほうが無難です。

iPhone 18 Pro:見た目は同じ、中身が変わる

デザインは小幅な調整にとどまる

外観は17 Proの路線を継ぎます。3眼カメラと大きなカメラプラトー(背面の段状の張り出し)はそのまま。ただし細部にいくつか変更が入ります。

厚みについては情報が割れています。9mm・約240gという説と、8.8mmという説の両方が出ました。17 Proが8.75mmなので、後者なら差は0.05mm、手に取ってもまず気づかないレベルです。前者なら7gほど重くなり、Pro Maxは歴代最重量のiPhoneになります。厚みが増す理由は、バッテリー容量とベイパーチャンバー(気化冷却機構)と見られています。

カメラプラトーは約2mm厚くなるとの情報もあります。ダミーモデルの実測では、Pro Maxのプラトー高が11.54mm(17 Pro Maxは11.23mm)、レンズ部を含めた総高が13.77mm(同12.92mm)でした。数字だけ見れば小さな差ですが、ポケットへの収まりを気にする人には無視できない変化かもしれません。

17 Proで話題になった背面の2トーン配色は、今年やめる方向のようです。ガラスとアルミフレームの色差を抑え、統一感のある見た目にする狙いと報じられています。仕上げは耐久性への不満があるにもかかわらず、アルマイト処理アルミを継続する見込みです。

新色は「ダークチェリー」が主役

複数のリークが、今年の新色としてダークワインレッド系を挙げています。テスト段階のPantone番号まで出回りました。ライトブルー(Pantone 2121)、ダークチェリー(Pantone 6076)、ダークグレー(426C)、シルバー(427C)です。

ただ、最終的な3色構成については9月に入っても議論が続いています。リーカーのSonny Dickson氏が公開したSIMトレイの画像はシルバー/ダークチェリー/スカイブルーの3色を示唆。対してWeiboのリーカー「Fixed Focus Digital」は、シルバーではなくブラックが入ると主張しました。ダークチェリーとスカイブルーの2色は固いものの、3色目はまだ読めない、という状況です。

Dynamic Islandは小さくなるのか

「小型化する」と「しない」が正面から衝突しています。

小型化を主張するのはIce Universe氏。幅が35%狭くなり、20.7mmから13.5mm程度になるというモックアップを公開しました。Face IDのフラッド照明器を画面下に移すことで実現する、との説明です。5月に流出したCADレンダー(工場の技術図面をもとにした3Dデータ)も、細くなったDynamic Islandを描いています。

一方、中国のDigital Chat Stationは「18 Proに小型化はなく、iPhone 19まで持ち越し」と述べました。プロトタイプの画像には、画面下にFace IDセンサーらしきものが写り込んだものもあります。

なお画面下Face ID自体は、技術が間に合わず今年は実現しないという見方が有力です。

ディスプレイは6.3インチと6.9インチのまま据え置き。パネルはSamsung製のLTPO+へ更新され、現行のLTPOより電力効率が上がる見込みです。

目玉は「機械式絞り」のカメラ

18 Pro世代で最も注目されているのが、メインカメラの可変絞りです。絞りとは、レンズを通る光の量を調整する仕組み。従来のiPhoneは絞り値が固定でしたが、可変になれば撮影者が光量を選べます。

ガーマン氏はこれを「メカニカル・アパチャー」と呼び、用途を「光量の微調整と、被写界深度のコントロール」と説明しました。被写界深度とは、ピントが合って見える奥行きの範囲のこと。絞りを開けば背景が大きくぼけ、絞れば手前から奥までシャープに写ります。ソフトウェア処理のポートレートモードとは違い、光学的にぼけを作れる点が新しいところです。

重要な注意点があります。この機能はPro Max限定になる可能性が指摘されています。中国のリーカーが最初に主張し、ガーマン氏も「Pro Maxに搭載、小さいProにも搭載の可能性あり」という慎重な書き方をしています。Appleは過去にもiPhone 15世代で、テトラプリズム望遠をPro Maxだけに載せた前例があります。

ほかにカメラ関連では、Samsungが開発した3層積層型イメージセンサー、望遠レンズの大口径化、テレコンバーター(焦点距離を伸ばす光学素子)の検討などが報じられています。ただしテレコンバーターをスマートフォンでどう使うのかは不明です。

A20 Proチップとベイパーチャンバー

搭載されるA20 Proは、TSMCの2nmプロセスで製造されます。現行A19の3nmから一段進む世代交代です。回路を細かく作れるぶんトランジスタを詰め込めるため、性能と電力効率が同時に改善します。報道では、A19比で最大18%高速、電力効率は30%改善という数字が挙がっています。

もう一つの技術的なポイントがWMCM(Wafer-Level Multi-Chip Module)という新しいパッケージング方式です。従来はCPUの隣にRAMを置いてシリコン基板でつないでいましたが、WMCMではCPU・GPU・Neural Engineと同じウエハー上にRAMを直接組み込みます。データの移動距離が短くなるため、Apple Intelligence関連の処理が速くなり、バッテリー消費も抑えられると期待されています。省スペース化にもつながります。

9月3日には、A20 Proが7コアGPU(前世代から1コア増)とより広いメモリインターフェース、効率コア向けの大容量L2キャッシュを備えるという回路図リークも出ました。中国のリーカー発の情報で、一定の的中実績がある人物とされています。

冷却面では、17 Proで初採用されたベイパーチャンバーが第2世代へ。ガーマン氏は「バッテリー持続時間の改善と、過熱を防ぐ改良版ベイパーチャンバー」と述べています。

バッテリーは着実に増える

米国版18 Proが4,288mAh、18 Pro Maxが5,567mAh。中国版はそれぞれ4,056mAh、5,391mAhと少なめです。中国では物理SIMスロットの搭載が求められるため、その分のスペースをバッテリーに回せないという事情があります。

参考値として、米国版17 Proは4,252mAh、17 Pro Maxは5,088mAh。Pro Maxは約480mAh、9%以上の増加です。2nmチップの効率改善も加わり、スマートフォン全体でトップクラスのバッテリー性能を維持すると見られています。

通信は「自社製C2モデム」へ

ガーマン氏は9月4日の記事で、18 Proと18 Pro Maxに自社設計のC2モデムが載ると報じました。C2はC1Xの後継で、Qualcomm製に近い性能に到達し、mmWave 5Gにも対応する見込みです。

ただし供給側からのリークでは、米国向けはQualcomm製、それ以外の地域はC2という併用の可能性も指摘されています。C2がmmWaveに対応しなければ、米国で使えないためです。この点は報道が食い違ったままです。

C2で使える機能として面白いのが「Limit Precise Location(正確な位置情報の制限)」。通信事業者に渡る位置情報の粒度を落とす設定で、住所レベルではなく地域レベルの精度に留めます。対応するには通信事業者側の作業が必要で、全社が対応済みというわけではありません。

さらにNR-NTN(非地上系ネットワーク)への対応で、衛星経由のインターネット接続が広がる可能性があります。サードパーティ製アプリからの衛星接続利用、マップや写真アプリの衛星対応もAppleは計画中とされています。

iPhone Ultra:iPadに近づいた、たたむiPhone

なぜ「Fold」ではなく「Ultra」なのか

リーク段階では便宜的に「iPhone Fold」と呼ばれてきましたが、製品名は「iPhone Ultra」になるという報道が複数あります。元Macworld(現Engadget)のFilipe Espósito氏が伝えたもので、Macworld自身も同じ名称を挙げました。「18」の番号は付かない見込みです。

SamsungがすでにGalaxy Foldを展開しているため、「Fold」の採用はAppleらしくない、という見立てもあります。Ultraという呼称は、すでにApple WatchとCarPlayで使われています。

横に広い、iPad miniライクな形

多くの折りたたみスマートフォンは縦長ですが、iPhone Ultraは違います。縦より横が広い、4:3のアスペクト比を採用するとされ、開いたときの感触はiPadに近くなる設計です。

閉じた状態で約5.5インチ、開いて約7.8インチ。iPad miniの8.3インチをわずかに下回るサイズ感です。解像度については、内側が7.76インチで2,713×1,920、外側が5.49インチで2,088×1,422というリークがあります。

厚さは開いた状態で約4.5mm。実現すればApple史上最薄のデバイスになります。現行の最薄はiPhone Airの5.6mm、iPad Proの13インチモデルが5.1mmですから、それを下回る数字です。閉じると9〜9.5mm程度。ただし厚みの数値はリークによってばらつきがあります。

薄さゆえの強度確保のため、フレームにはチタンとアルミの併用が有力視されています。曲げの負荷がかかる部分にチタン、放熱と軽量化が必要な部分にアルミという使い分けです。

折り目はどこまで消えたのか

Appleが10年以上リリースを見送ってきた最大の理由が、この折り目でした。報道によれば、Appleは「コストを問わず」折り目の解消に取り組み、「新しい素材特性」を開発したとされます。開いた状態で「ほぼ見えない」という表現も出ました。

リーカーが挙げた数値は、折り目の深さが0.15mm未満、折り目の角度が2.5度未満。ただしSamsungなど他社は折り目の数値を公表していないため、比較の基準がありません。

現実的な評価としては、ガーマン氏の発言が参考になります。同氏は「折り目は完全に消えたわけではない」としつつ、「Samsungの新しい折りたたみと同程度で、より堅牢なヒンジのおかげでそれ以上かもしれない」と述べました。過度な期待は控えたほうがいいでしょう。

技術面では、ヒンジに液体金属(アモルファス金属)を使う計画が報じられています。急速な加熱と冷却でつくる非結晶構造の金属で、チタン合金より曲げやへこみに強いとされます。ディスプレイ側では、Samsungと共同開発した新パネルがタッチセンサーを画面に直接統合し、厚みを約19%削減。光学透明接着剤(OCA)の改良も、折り目を目立たなくするうえで重要な役割を果たしたとされます。

ヒンジについては、高頻度の開閉テストで品質基準を満たせない問題が5月に報じられましたが、発売時期への影響はないとされました。ガーマン氏は耐久性について、Appleの目標を次のように伝えています。

Appleの仕様は、折りたたみ端末を他のiPhoneと同等か、少なくともそれに近い耐久性にすること。彼らが多くの時間を費やしてきたことの一つが、この耐久性だ。

Face IDが消え、Touch IDが戻る

薄さの代償として、TrueDepthカメラを収める余地がなくなりました。結果、生体認証は電源ボタン内蔵のTouch IDに。iPad AirやiPad miniと同じ方式です。フラッグシップiPhoneでTouch IDが使われたのは2016年のiPhone 7が最後ですから、10年ぶりの復活になります。

自撮り用のカメラは内外の両画面に用意されます。内側は24MPの画面下カメラという情報がありますが、「画面下カメラは2026年には間に合わない」という別の報道もあり、確定していません。24MPの画面下カメラが実現すれば業界初です。

漏れた画面保護フィルムでは閉じた状態の右上にカメラ穴、ダミーモデルでは内側カメラが左上の最外部という配置で、内外のカメラを同じコーナーに集める設計が示唆されています。限られた内部スペースを考えれば、理にかなった判断です。

iOS 27で「2画面同時」が使えるようになる

ハードウェアの制約と引き換えに、iPhone Ultraがはっきり優位に立つのがソフトウェアです。

7.8インチの内側画面では、2つのアプリを左右に並べて同時に使えます。iPhoneでは初めての機能です。ガーマン氏は、アプリ間でのドラッグ&ドロップにも対応すると述べています。iPadOSのようなサイドバー表示も加わる予定です。

この分割マルチタスクはiPhone Ultra専用機能になると見られています。ただしiOS 27では多くのシステムアプリが初めて横向き表示に対応し、こちらは他のiPhoneでも利用できます。

iOS 27のフレームワークには「foldState」「angleDegrees」といった記述や、内蔵ディスプレイの総数を返す新しいキーが見つかりました。ベータ4では、複数形で書かれたバッテリー関連の文言も発見されています。

このiPhoneのバッテリーは正常に動作しています。

現行機の設定アプリはすべて単数形なので、左右に1つずつバッテリーを積むデュアル構成の裏付けと考えられます。バッテリー容量は5,400〜5,800mAhとされ、実現すればiPhone史上最大です(現行最大は17 Pro Maxの5,088mAh)。ディスプレイ駆動ICを28nmから16nmに微細化したことも、省電力に寄与するとされます。

Appleは開発者に対し、特定デバイスや固定の向きを前提にした設計から離れ、「動的なサイズとアスペクト比の範囲」を想定するよう求めています。iOS 27ではアプリのリサイズ対応が自動的に有効になる仕組みも入ります。なお、iPadOSが動くわけではなく、iPadアプリが使えるわけでもありません。

2,000ドル超なのに「ない」もの

価格が最低2,000ドルという水準にもかかわらず、iPhone Ultraには18 Proが備える機能のいくつかが欠けると見られています。

Face IDとTrueDepthカメラ、望遠レンズ(3つ目の背面カメラ)、アクションボタン、物理SIMスロット、そしてmmWave 5G。この5点です。

とくにアクションボタンの不在は目を引きます。ダミーモデルでは電源ボタンと音量ボタンが確認できますが、音量ボタンは上端の右寄りに配置され、左側面は何もない状態。実現すれば、アクションボタンもサイレントスイッチも持たない初のiPhoneになります。理由は内部設計にあるようです。Weiboのリーカー「Instant Digital」によれば、マザーボードが右側に配置されているため、ケーブルを画面をまたいで左へ引き回すのではなく、上方向へ直接通す設計を選んだとのこと。

修理のしやすさという意外な長所も報じられています。同リーカーは、内部のリボンケーブルの引き回しをなくしたモジュラー設計により、他社の折りたたみより修理しやすくなると述べました。

MagSafeについては情報が揺れました。4月に登場したダミーモデルには磁石用のくぼみがなく(同時に公開された18 Proのダミーにはあった)、一方で漏れたケースには磁気リングがありました。9月1日、ガーマン氏が「MagSafeはある。私が聞いているすべての情報が、この折りたたみにMagSafeが入ることを示している」と明言し、決着した形です。iPhone Airに磁石アレイを収められた実績が根拠に挙げられています。

先行テスターの評価

Appleの初期テスターの反応も伝わってきました。たたんだ状態でポケットに収まりがよく、ヒンジ機構は堅牢だという評価です。開いた画面でのiPad風レイアウトは好評で、カメラのビューファインダーとしての使い勝手もよいとのこと。

ただし、望遠レンズがないことを惜しむ声があるようです。ガーマン氏も、購入者が最も落胆しそうな部分としてカメラシステムを名指ししています。Face IDを恋しく思う人もいれば、Touch IDの復活を歓迎する人もいる、という分かれ方も報じられています。

色は控えめな2色構成か

Appleは「派手な色は避ける」方針で、スペースグレー/ブラック系とシルバー/ホワイト系という伝統的な配色に落ち着くとされます。暗い側の色はブラックではなくインディゴ系、17 ProのDeep Blueに近い色合いという情報もあります。「ブラックは用意されないかもしれない」という報道も出ました。

なお、iPhone Ultra向けのApple Pencilも試作されたようです。iPad用より短く太い形状だったと伝えられていますが、製品化の可能性は低いとされています。

無印iPhone 18はいつ出る? なぜ秋に出ないのか

「例年どおり無印モデルを買うつもりだった」という人には、少し残念な情報です。

iPhone 18、iPhone 18e、そして第2世代iPhone Airは、いずれも2027年春の登場が見込まれています。Appleが安価なモデルを年明け以降に振り分ける方針に転換したためです。秋の標準タイミングで買い替えたい人は高価格モデルを選ぶしかなく、価格を優先する人は待つことになります。

無印18の中身も、あまり景気のいい話ではありません。メモリ価格の上昇を受け、Appleは製造工程、チップ、メモリなどでコスト管理を強め、18の製造コストを18eに近づけると報じられています。ディスプレイ仕様の引き下げ(輝度を抑える可能性)や、GPUを5コアから4コアに減らしたチップの採用といった「格下げ」も噂されています。18と18eで部品を共通化し、一部は相互に流用できるようにするとの情報もあります。

RAMについては情報が割れています。Ming-Chi Kuo氏は9GB(17から1GB増)、Jeff Pu氏は12GBと予想。9GBだと影響が出ます。Siriの声を表情や速度で調整する機能と、音声入力の精度向上は、いずれも12GB以上のRAMを必要とするため、9GBだと使えません。これらは端末内で処理されるためです。

一方で明るい材料もあります。前面カメラは全モデルで18MPから24MPへ向上する可能性があり、ディスプレイの輝度についてAppleは前例のないほど高い要求を出しているとされます(少なくとも1社のサプライヤーが苦戦しているとの報道あり)。Ice Universe氏は、Dynamic Islandの小型化がiPhone 18シリーズ全体に及ぶとも主張しています。

初代iPhone Airは期待ほど売れませんでした。Appleは次のAirにカメラを1つ追加し、999ドルという価格に見合う魅力を持たせる方向を検討中と報じられています。

同日発表が見込まれる他の製品

iPhone以外にも、複数の新製品が控えています。MacRumorsが「最も可能性が高い」として挙げているのは以下です。

Apple Watch Series 12は、S11以降の新チップ、バッテリー持続時間の延長、フィットネストラッキングの改善、そしてセラミックケースの選択肢が噂されています。Apple Watch Ultra 4も同様の刷新に加え、衛星機能の拡充(マップの衛星対応、メッセージでの写真送受信など)が期待されます。当初噂されたTouch IDは、見送られたようです。

AirPods 5は、アクティブノイズキャンセリング搭載モデルと非搭載モデルの2種類が用意されるとされています。

このほか、OLED搭載iPad mini、M6搭載iMac、14インチMacBook Pro、OLEDとタッチ対応の「MacBook Ultra」、新型Apple TV、HomePod mini、スマートホーム用ディスプレイなども候補に挙がっていますが、こちらは10月以降になる可能性が高いと見られています。

結局、どう選べばいいのか

判断材料を整理します。

カメラを重視するなら18 Pro Max。可変絞りがPro Max限定になる可能性があり、望遠レンズもここにしかありません。バッテリー容量も最大です。

バランスを取るなら18 Pro。6.3インチは6.9インチより扱いやすく、価格も1ランク下。ただし可変絞りが載るかは発表を待つ必要があります。

新しい体験を求めるならiPhone Ultra。7.8インチの画面と2画面マルチタスクは、他のiPhoneでは得られません。一方で望遠なし、Face IDなし、アクションボタンなし、そして2,000ドル超。9to5Macが指摘するように、たたんだときのコンパクトさは、廃番になったiPhone miniを惜しんでいた層にも刺さる可能性があります。

価格を優先するなら待つ、あるいは17 Proを買う。9to5Macは、古いiPhoneからの乗り換えなら値上げ前の17 Proを選ぶ理由があると指摘しています。同メディア自身が「18 Proは前世代からの大きなアップグレードとは見ていない」と書いている点も、判断材料になるでしょう。

すべて発表前の情報です。答え合わせは日本時間9月10日午前2時、Appleのイベントで。

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