【2026年8月最新】Xアルゴリズム重み完全比較表|前回(2023年)から今回へどう変わった?スコアの仕組みを徹底解説

【2026年8月最新】Xアルゴリズム重み完全比較表|前回(2023年)から今回へどう変わった?スコアの仕組みを徹底解説

2026年8月13日、xAIがGitHub上のxai-org/x-algorithmリポジトリを大幅に更新しました。
For Youタイムラインの投稿がどのように選ばれ、順位付けされるかの詳細コードが公開され、特に注目を集めたのが「行動別の重み(weights)」の実数値です。

前回の本格的な公開は2023年のtwitter/the-algorithmおよびthe-algorithm-mlリポジトリでしたが、そのときは旧Heavy Rankerの重みが中心でした。
今回はPhoenixと呼ばれるGrokベースのTransformerモデルが予測する各行動確率に掛ける重みが、param.rsファイルに明示されています(最終同期は2026年8月12日頃)。

この記事では、公開されたコードに基づき、前回(2023年公開値)と今回(2026年8月時点)の重みを比較しながら、スコアの計算方法をわかりやすく整理します。読者が知りたい「何が評価されるのか」「どう変わったのか」「実践でどう活かすか」を、表を交えて具体的に紹介します。数字はすべて検証可能な公開ソースから取ったものです。

Xのスコア計算の基本構造を押さえる

Phoenixモデルは、閲覧者ごとに「この投稿を見せたら、どんな行動を取る確率が高いか」を複数の行動について予測します。最終スコアは次の式で求められます。Final Score = Σ (各行動の重み × 予測確率)プラスの行動はスコアを上げ、マイナスの行動は下げます。さらに著者の多様性減衰、フォロー外割引などの調整が加わります。単純な「いいねが多い=伸びる」ではなく、予測された行動の組み合わせが順位を決めます。この仕組み自体は2023年頃から骨格がありましたが、予測対象の行動が増え、重みの数値が更新されています。

前回(2023年公開)の主な重み一覧

2023年4月時点のHeavy Rankerで公開されていた代表的な値は次の通りです(the-algorithm-mlのrecapモデルREADMEより)。

行動重みいいねを基準としたおおよその倍率
著者が返信に返信した(reply engaged by author)75.0約150倍
返信(reply)13.5約27倍
良いプロフィールクリック12.0約24倍
良いクリック(滞在など)10.0〜11.0約20〜22倍
リポスト(retweet)1.0約2倍
いいね(favorite)0.5基準
動画50%再生0.005ほぼ無視できる
ネガティブフィードバック-74.0強いマイナス
通報(report)-369.0極めて強いマイナス

この頃は「会話が生まれる返信」が特に高く評価され、通報のペナルティが極端に重いのが特徴でした。

今回(2026年8月)の主な重み一覧

xai-org/x-algorithmのhome-mixer/params/param.rsに記載された本番デフォルト値(2026年8月12日同期)を中心にまとめます。Grokの解説や複数の確認結果とも一致しています。

ポジティブ側

行動重みいいねを基準とした倍率補足
リンクをコピーして共有(share via copy link)20.040倍最高値
相互フォロー相手のオリジナル投稿への返信5.0 + 15.0 = 20.040倍BidirectionalFollowReplyWeightBoost
通常の返信(reply)5.010倍
引用(quote)5.010倍
DMで共有5.010倍
投稿からフォロー(follow author)4.08倍
通常のシェア2.04倍
リポスト(retweet)1.02倍
いいね(favorite)0.5基準
投稿クリック0.40.8倍
外部リンクを開く0.20.4倍
写真拡大・動画オープン・品質視聴0.050.1倍
継続滞在時間0.004ほぼ0

ネガティブ側

行動重みいいねを基準とした影響
通報(report)-234.0約468いいね分のマイナス
ミュート(mute author)-58.8約117.6いいね分のマイナス
興味なし(not interested)-43.2約86.4いいね分のマイナス
ブロック(block author)-31.2約62.4いいね分のマイナス
滞在されなかった-0.02ほぼ無視できる

これらの値は予測確率に掛け合わされます。たとえばコピーリンクの予測確率が0.1なら、スコアに+2.0が加算されます。

重みの遷移を一覧で比較する

主な行動について、前回と今回の変化を表にまとめました。

行動前回(2023年)今回(2026年8月)変化のポイント
いいね0.50.5変わらず
リポスト1.01.0変わらず
通常返信13.55.0大幅ダウン
著者返信付き返信75.0(相互フォロー時に実質20相当)仕組みが変化
プロフィール関連クリック12.0前後低め or 0付近相対的に低下
コピーリンク共有(明確な個別値なし)20.0新規で最高評価に
フォロー(個別強調少)4.0明確に評価
通報-369.0-234.0数値は緩和も依然強烈
ネガティブフィードバック-74.0ミュート-58.8 / 興味なし-43.2 / ブロック-31.2細分化

大きく変わったのは「返信の扱い」と「共有の細分化」です。
2023年は「著者が返す返信」が圧倒的でしたが、2026年はベースの返信が5.0に下がり、代わりに相互フォロー相手への返信に+15のブーストが入り、実質20になります。これは2026年7月頃から本番適用されていたものが、今回明示された形です。コピーリンク共有が20と突出したのも新要素で、外部に持ち出したくなる投稿が強く評価される設計になっています。

スコア調整のその他の仕組み

重み以外にも、いくつか重要な調整があります。

  • 著者多様性:同じ著者の投稿が連続する場合、2本目以降は減衰します(減衰係数0.5前後、下限0.25)。タイムラインを一人で埋め尽くすのを防ぎます。
  • フォロー外割引(OonWeightFactor):フォローしていないアカウントの投稿は0.75倍、トピック関連では0.5倍になる場合があります。
  • 新著者ブースト:インプレッションが少ない著者の投稿を一定程度引き上げる仕組みもあります。

これらは「一人の投稿ばかり」「知らない人の投稿ばかり」にならないようバランスを取るためのものです。

変化が意味することと、読者が知りたい実践ポイント

前回と比べて、いいね単体の価値は相対的にさらに低くなりました。一方で「誰かに送りたくなる(コピーリンク)」や「相互関係のある人との会話」が高く評価されます。通報やミュートのマイナスは相変わらず大きいため、炎上狙いの投稿は予測確率が高く出ると一気にスコアを下げます。サジェストキーワードとしてよく検索される「Xアルゴリズム 伸ばし方」「コピーリンク 重み」「相互フォロー リプ」「For You スコア」などに答えると、次のような読み方が役立ちます。

  • 実用的で保存・共有したくなる内容を意識する(コピーリンク20が効く)
  • 普段から相互フォローの関係を大切にし、オリジナル投稿に返信が付きやすい環境を作る
  • 返信や引用を促す問いかけを自然に入れる(ベース5に加え、相互ならさらに上乗せ)
  • ネガティブ反応を極力避ける内容設計(通報-234は致命的)
  • 同じテーマで継続的に発信し、Phoenixが「この人の興味に合う」と予測しやすくする

2026年8月の公開は「すでに動いている本番の仕組みを透明化した」側面が強く、新しいルールが突然導入されたわけではありません。相互フォロー返信ブーストなどは7月中旬から適用済みです。コードを直接確認したい人はGitHubのxai-org/x-algorithmを見ると、param.rsやranking_scorer.rsで詳細を追えます。

この公開により、X運用は「なんとなくいいねを集める」から「予測される行動を意識した設計」へと、より明確な方向性が見えてきました。数字そのものは今後の実験で変わる可能性もありますが、現時点の公開値を把握しておくことで、投稿の方向性を調整しやすくなります。公開コードを基に自分で検証しながら、日々の発信に活かしてみてください。

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