週刊少年サンデー 2026年42・43号に掲載された豊林サカネ先生の漫画『ふたりバス』第46話「とものこい」の感想レビューです。ネタバレ注意です。
あらすじ

本作のヒロインである姉の「あんちゃん(安達)」の妹である小学校6年生のルルは、学校にやってきた教育実習生の栗生(くりう)先生に密かな恋心を抱いていた。
先生の教育実習の終了が間近に迫るなかで、ルルは「たとえフラれると分かっていても、想いを伝えないまま後悔したくない」と告白することを決意。
姉への電話越しの相談の中で明かした。
普通に考えれば小学生と20歳すぎの大人の関係は倫理的にも許されないご時世。
まっとうな教育実習生なら告白を断るのが正常な判断。両人がよくても関係がバレたら人生終わりですからね。
あんちゃんは応援しつつも「止めたほうがよかったのだろうか」と思い悩むあまり、寝れない一夜を明かす。
そしていつも通りに主人公の幼馴染「徳国 越ヶ谷(とくくに こしがや)」が待つ、朝のバスに乗り込むと当たり前のように近づき、自分の葛藤を「友達の妹の話」として打ち明けて相談します。
「振られる前提で告白しようとする相手に、どう声をかけてあげればいいのか」という問いに対して不器用ながらも真っ直ぐな言葉が、あんちゃんの心を静かに解きほぐしていきます。
徳国はすでにあんちゃんに対して片思いの恋心に気づいています。
あんちゃんはというと、妹の恋バナで触発されたかのように恋ってなんだろうという小さく甘酸っぱい感情が芽生え始めた様子。

本作『ふたりバス』の魅力は、朝の通学バスという限られた空間の中で展開される、揺れる十代の言葉と甘酸っぱい空気感です。第46話「とものこい」では、妹の恋心に揺れるあんちゃんの優しさと、それを正面から受け止める幼馴染の徳国の会話を通じて、甘酸っぱい思春期ならではの切ない情景が丁寧に描かれていました。

あんちゃんも恋愛沙汰未経験から、既に好意を持ち始めています。

コミックス単行本3巻の水着回でも、お互いに意識している感は伝わってきていたので、あとは当たり前の日常が告白によって関係性が壊れることへの恐れに対して、お互いが好き合っていることがわかるようなシチュエーションを重ねていくことで告白までいける感じかな?
次にくるマンガ大賞 コミックス部門で第2位を獲得してさらなる注目を浴びることになるであろう本作。
テレビアニメ化待ったなっし!というか期待しています。
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