
Googleの「メディアを保存」をオフにする方法|画像・音声データのAI利用を防ぐ設定手順
Googleの利用規約が2026年7月30日に更新されることにあわせて、Google検索サービスのプライバシー設定にも注目が集まっています。
中でも多くの方に推奨したいのが、Googleアカウント内にある「メディアを保存」という設定です。
この設定がオンになっていると、Googleレンズで検索した画像、音声検索、アップロードしたファイル、動画などのメディアがGoogleアカウントの検索サービス履歴に保存される場合があります。さらに、保存されたメディアは、GoogleのAIモデルや関連技術、Googleサービスの開発・改善に使用される可能性があります。
「Googleレンズで撮影した画像をAI学習に使われたくない」
「音声検索やアップロード画像を保存されたくない」
「Googleの設定を見直しておきたい」
という方は、この以下の手順にならって「メディアを保存」をオフにしておきましょう。
iPhoneのChromeからの具体的な手順

1.iPhoneでブラウザアプリ(ホームページ閲覧アプリ)を起動。
2.右上のアカウントのアイコンボタンをタップ。
3.下からメニューが表示されたらそのメニューの左上にある「・・・」ボタンをタップ。

4.表示されるメニューの「Googleアカウントの管理」をタップ。

5.Googleアカウントメニューから「データとプライバシー」をタップ。

6.データとプライバシーの「マイアクティビティ」をタップ。

7.「検索サービスの履歴」をタップ。

8.「メディアを保存」のチェックを外せば完了です。
過去のメディアも削除したい場合は、このページの最後の方に記載した手順で確認・削除しましょう。
Googleの「メディアを保存」とは?
「メディアを保存」とは、Google検索サービスで使用した画像・音声・動画・ファイルなどのメディアを、Googleアカウントの検索サービス履歴に保存するかどうかを管理する設定です。
対象となるGoogle検索サービスには、主に以下のようなものが含まれます。
- Google検索
- Googleレンズ
- Googleマップ
- Googleショッピング
- Googleフライト
- Googleホテル
- Google翻訳
- Googleニュース
- 音声検索
- 検索 Live など
Google公式ヘルプによると、「メディアを保存」がオンの場合、検索サービスで操作した画像、ファイル、音声、動画が検索サービス履歴に保存される場合があります。
つまり、通常のテキスト検索だけでなく、Googleレンズで使った画像や音声検索の録音データなども保存対象になる可能性があるということです。
7月30日のGoogle規約変更で何が変わる?
Googleは、2026年7月30日に新しい利用規約を発効します。
あわせて、Google検索サービスに関する履歴・パーソナライズ設定も見直されています。これまで「ウェブとアプリのアクティビティ」などで管理されていた一部の設定が、今後はより細かく管理できるようになります。
その中で重要なのが、以下の2つです。
- 検索サービス履歴
- パーソナライズされたおすすめ表示
そして、「検索サービス履歴」の中にあるサブ設定が、今回確認すべき「メディアを保存」です。
Googleの説明では、変更は段階的に適用されるため、アカウントによってはまだ画面に表示されていない場合もあります。その場合は、従来どおり「ウェブとアプリのアクティビティ」で管理されている可能性があります。
「メディアを保存」がオンだと何が保存される?
「メディアを保存」がオンになっている場合、Google検索サービスで操作した以下のようなデータが保存される可能性があります。
- Googleレンズで検索した画像
- Google検索にアップロードした画像
- 音声検索の録音
- Google翻訳の会話練習などの音声
- 検索 Live の音声ややり取り
- アップロードしたファイル
- 動画に関する操作データ
たとえば、Googleレンズで商品や植物、書類、人物が写った画像を検索した場合、その画像が検索サービス履歴に保存される可能性があります。
また、音声検索を使った場合には、音声データや文字起こしが履歴に残ることもあります。
ただし、Google公式ヘルプでは、AIで生成または変更したメディアや、Googleマップのクチコミに投稿した写真など、別の仕組みで管理されるメディアは「メディアを保存」の対象外とされています。
保存されたメディアはAI開発・改善に使われる可能性がある
注意したいのは、保存されたメディアが単に履歴として残るだけではない点です。
Google公式ヘルプでは、検索サービス履歴に保存されたメディアについて、Google AIモデルやその他の技術、Googleサービスの開発・改善に使用されることがあると説明されています。
対象となる技術やサービスの例として、以下が挙げられています。
- AIモード
- Googleレンズ
- Google翻訳
- 検索 Live
- 音声検索
Googleは、AIモデルのトレーニングに使う際には、データをGoogleアカウントから切り離すなどのプライバシー保護措置を講じると説明しています。
一方で、保存されたメディアがAIモデルのトレーニング用にすでに選択されていた場合、そのデータはアカウントから切り離された状態で、元のアクティビティを削除しても最長4年間保持される場合があります。
そのため、画像や音声をAIモデルの学習・改善に使われたくない場合は、早めに設定を確認しておくことが大切です。
「メディアを保存」をオフにする手順
ここからは、パソコン等のiPhone以外でGoogleの「メディアを保存」をオフにする手順を紹介します。
スマホ・パソコンのどちらでも、基本的な流れは同じです。
手順1:Googleマイアクティビティにアクセスする
まず、Googleアカウントにログインした状態で、以下のページにアクセスします。
Google マイ アクティビティ
https://myactivity.google.com/
ログインを求められた場合は、設定を変更したいGoogleアカウントでログインしてください。
手順2:「検索サービス履歴」を選択する
Googleマイアクティビティを開いたら、設定項目の中から「検索サービス履歴」を選択します。
アカウントによっては、まだ新しい設定画面が表示されていない場合があります。その場合は、Googleの変更が段階的に適用されている途中の可能性があります。
手順3:「メディアを保存」のチェックを外す
「検索サービス履歴」の画面を開いたら、「メディアを保存」というサブ設定を探します。
そこにチェックボックスがある場合は、チェックを外してください。
これで、今後Google検索サービスで操作した画像・音声・動画・ファイルなどのメディアは、検索サービス履歴に保存されない設定になります。
手順4:設定がオフになっているか確認する
チェックを外した後は、「メディアを保存」がオフになっていることを確認しましょう。
設定が反映されていれば、今後のメディア保存は停止されます。
ただし、オフにしても過去に保存されたメディアが自動的に削除されるわけではありません。過去データも削除したい場合は、次の手順を行ってください。
過去に保存されたメディアも削除しておこう
「メディアを保存」をオフにしても、過去に保存された画像や音声データは自動では削除されません。
Google公式ヘルプでも、「メディアを保存」をオフにしても、過去に保存されたメディアは削除されず、アカウントから削除しない限りGoogleの技術改善に使用される場合があると説明されています。
過去のメディアも削除したい場合は、以下の手順で確認・削除しましょう。
保存済みメディアを確認・削除する手順
- Googleマイアクティビティにアクセスする
https://myactivity.google.com/ - 「検索サービス履歴」を選択する
- 「保存した履歴の表示と削除」を選択する
- 保存されている画像・音声・ファイルなどを確認する
- 不要な履歴を削除する

画像が保存されている場合は、履歴の一覧に画像が表示されることがあります。音声データがある場合は、音声アイコンが表示される場合もあります。
不要なものは個別に削除するか、期間を指定してまとめて削除しましょう。
注意点|オフにしてもすべてのGoogleサービスが対象外になるわけではない
「メディアを保存」をオフにすれば、Google検索サービスにおける今後のメディア保存は停止できます。
ただし、この設定はGoogleのすべてのサービスに影響するわけではありません。
Google公式ヘルプでは、「メディアを保存」設定の対象外となるサービスとして、以下が挙げられています。
- Gemini アプリ
- Google Voice
- Gemini Notebook
- YouTube
つまり、「メディアを保存」をオフにしても、GeminiやYouTubeなどの履歴・データ設定が一括でオフになるわけではありません。
Geminiを使っている場合は、別途Geminiアプリのアクティビティ設定を確認する必要があります。YouTubeの視聴履歴や検索履歴も、YouTube側の履歴設定で管理されます。
「検索サービス履歴」自体をオフにする方法もある
画像や音声だけでなく、Google検索サービス全体の履歴保存を止めたい場合は、「メディアを保存」だけでなく、検索サービス履歴そのものをオフにする方法もあります。
ただし、検索サービス履歴をオフにすると、過去の検索内容をもとにした利便性やパーソナライズ機能が制限される場合があります。
たとえば、以下のような機能に影響する可能性があります。
- 過去の検索履歴の確認
- 自分に合わせた検索結果
- Googleレンズ検索の履歴確認
- 音声検索や検索 Live の履歴
- 関連性の高いおすすめ表示
利便性を残しつつ、画像や音声だけ保存されたくない場合は、まずは「メディアを保存」だけをオフにするのがおすすめです。
こんな人は今すぐ設定を確認しよう
以下に当てはまる人は、早めにGoogleアカウントの設定を確認しておくと安心です。
- Googleレンズをよく使う
- スマホで画像検索をよくする
- 音声検索を使っている
- Google翻訳の音声機能を使う
- 書類や画像をGoogle検索にアップロードすることがある
- 自分や家族が写った画像を検索に使うことがある
- 仕事の資料や個人情報を含む画像を扱うことがある
- AI学習に自分のデータを使われたくない
特に、仕事用の資料、身分証、契約書、個人情報が写った画像などをGoogleレンズや検索で扱う可能性がある人は、設定を見直しておくことをおすすめします。
まとめ|Googleの「メディアを保存」は今すぐ確認を
Googleの「メディアを保存」がオンになっていると、Google検索サービスで操作した画像・音声・動画・ファイルなどが検索サービス履歴に保存される場合があります。
さらに、保存されたメディアはGoogleのAIモデルや関連技術、Googleサービスの開発・改善に使用される可能性があります。
設定を見直したい場合は、以下の手順で確認しましょう。
- Googleマイアクティビティにアクセスする
- 「検索サービス履歴」を開く
- 「メディアを保存」のチェックを外す
- 必要に応じて過去の保存済みメディアも削除する
ただし、「メディアを保存」をオフにしても、過去に保存されたデータは自動削除されません。また、GeminiやYouTubeなど、他のGoogleサービスの履歴設定には影響しません。
画像や音声データをGoogleのAI開発・改善に使われたくない方は、早めに設定を確認しておきましょう。
参考リンク
- Google公式ヘルプ:検索サービス履歴に保存されるメディアを管理する
https://support.google.com/websearch/answer/17028154?hl=ja - Google公式:2026年7月30日発効の利用規約
https://policies.google.com/terms/update?hl=ja - Google マイ アクティビティ
https://myactivity.google.com/






