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漫画版【この世界の片隅に 上・中・下巻】レビュー:戦時中を前向きに生き抜く姿に感動

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漫画版【この世界の片隅に 上・中・下巻】レビュー:戦時中を前向きに生き抜く姿に感動

2016年11月12日に片渕須直監督によってアニメ映画となり公開されるや、話題沸騰となった「この世界の片隅に」。
映画は観に行くことができなかったものの、評判が良いようなので、漫画を買うことにしました。
この世界の片隅にのコミック上中下の3冊
こうの史代先生の作品で、「漫画アクション」に掲載されていたものをコミックとして上中下の3巻で発売されたものですが、
作品公開が2007年1月23日号から2009年1月20日号までの連載と、10年前の作品ということに驚きました。
内容は戦争と広島をテーマに軍港の呉を舞台に、主人公浦野すずの半生が描かれます。
子供の時代から描かれるところからスタート。

そして、成長した学生のすずに縁談の話が入ります。

すずは思いのほかすんなりと見合いを受け結婚をします。

良い話ばかりではなく、戦時下とうことで苦難の日々が続きます。

それでも外見の弱そうなイメージとは違い、芯の強い女性として、苦しいながらも前向きに戦時を生き抜く姿に、じわじわと感動が押し寄せます。
内容は戦時下の日常系漫画といった感じで、桁外れに凄い出来事があるわけではありません。
でも、日常的なシーンが描かれているからこそ、オーバーな描写がなくても、些細なことでも幸せを感じられる、そんな心が癒やされる物語です。
作品中にでてきた言葉で「みんなが笑って暮らせればいい」。
誰もが願うささやかだけど、とても難しい願い。
家庭を持っている身としては、とても心に響いた言葉でした。

About The Author

heartofu
ITと漫画をこよなく愛する、散財オタクブロガーです。
テーマとして掲げている「一度きりの人生を楽しもう」という言葉は、政治思想家ニッコロ・マキャヴェッリの「やらずに後悔するより、行動して後悔する方が懸命である」という格言に深く感銘を受けて選んだものです。もちろん、行動した結果として後悔することも多々あります。しかし、それは自分の選択の結果であり、納得できます。一方で「あの時、もしも…」という後悔は、なかなか割り切れないものです。時には「やらなければよかった」と思うこともありますが、行動を通じて得られる経験や成長は、人生の大きな財産だと感じています。もちろん、命に関わることや、他人を傷つけたり迷惑をかけるようなことは論外です。
年齢を重ねるごとにできなくなることも増え、「明日」が必ずしも来るとは限らないのが人生です。だからこそ、今できることにはできるだけ挑戦し、後悔の少ない人生を送りたいと考えています。そんな日々のライフログを、人生が終わるまで、あるいはボケるまで続けていきたいと思っています。このような思いで書いているため、読者のニーズをあえて気にせず、忘却録として綴っている面もありますが、ご理解いただければ幸いです。もし気が向いたときにご覧いただき、少しでも共感していただけましたら、ぜひSNSなどでシェアしていただけると嬉しいです。
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