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その着せ替え人形は恋をする 最終回 レビュー

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感想レビュー
その着せ替え人形は恋をする 最終回 レビュー

福田晋一先生の漫画『その着せ替え人形は恋をする』がヤングガンガン 2025年7号で最終回を迎えました。

陽キャでモデルをやりながら実はコスプレイヤーの喜多川海夢と、陰キャで雛人形の頭師を目指す五条新菜の相反する世界にいる二人がコスプレを通してつながり、そして相思相愛の仲に至るラブコメ漫画。

お付き合いを始めた高校生編はヤングガンガン 2025年5号の第114話でキレイな形で終わりました。
正直ここで終わっても良いくらい、住む世界が違うと思い込んでいたネガティブ思考の新菜の考え方を、「はじめから同じ世界にいたじゃん」と真っ向からポジティブ思考で打ち消した海夢。
住む世界が違うっていうのは本人が勝手に決め込んでいることで、物理的には同じ地球に存在しているわけで、同じ土俵にあがるかは本人次第。諦めなければ、自ら踏み込めれば見える世界はいくらでも変えられると勇気づけてくれるようなセリフです。
現実的には漫画みたくうまくいくことは稀ですけどね。

キレイな終わり方をした高校生の二人の物語。
さて第115話の最終回はというと、その後のお話。
結婚して、晴れて五条新菜と五条海夢という夫婦のいまをつづっています。

すっかり大人の女性となった海夢に対して、高校生から変化がみられない新菜。
夫婦になっても、海夢さんと新菜くん呼び。
見た目は変わって成長しても中味は何一つ変わらない二人が幸せな家庭を築いているのをみて、2018年の連載開始から見てきた身としてはこの上なく嬉しい思いです。

この後もいつ掲載されるかは不明ですが、番外編とエピローグが掲載されるとのこと。
ひょっとしたら二人の赤ちゃん、子供との日常生活とかあったりするかな?
TVアニメ2期の制作は決定しているので、漫画の最終回までキレイに風呂敷を畳んでくれそうで期待です。

About The Author

heartofu
ITと漫画をこよなく愛する、散財オタクブロガーです。
テーマとして掲げている「一度きりの人生を楽しもう」という言葉は、政治思想家ニッコロ・マキャヴェッリの「やらずに後悔するより、行動して後悔する方が懸命である」という格言に深く感銘を受けて選んだものです。もちろん、行動した結果として後悔することも多々あります。しかし、それは自分の選択の結果であり、納得できます。一方で「あの時、もしも…」という後悔は、なかなか割り切れないものです。時には「やらなければよかった」と思うこともありますが、行動を通じて得られる経験や成長は、人生の大きな財産だと感じています。もちろん、命に関わることや、他人を傷つけたり迷惑をかけるようなことは論外です。
年齢を重ねるごとにできなくなることも増え、「明日」が必ずしも来るとは限らないのが人生です。だからこそ、今できることにはできるだけ挑戦し、後悔の少ない人生を送りたいと考えています。そんな日々のライフログを、人生が終わるまで、あるいはボケるまで続けていきたいと思っています。このような思いで書いているため、読者のニーズをあえて気にせず、忘却録として綴っている面もありますが、ご理解いただければ幸いです。もし気が向いたときにご覧いただき、少しでも共感していただけましたら、ぜひSNSなどでシェアしていただけると嬉しいです。
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