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ちはやふる 最終回 レビュー:全ての登場人物の思いが重い!恋はまさかの展開へ!!

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感想レビュー
ちはやふる 最終回 レビュー:全ての登場人物の思いが重い!恋はまさかの展開へ!!

末次由紀氏の競技かるたを題材とした漫画『ちはやふる』のBE・LOVE 2022年9月号掲載の第247話・最終回についてネタバレありの感想記事です。
講談社が発行する少女漫画雑誌『BE・LOVE』に2008年2号(2007年12月28日)から連載開始され、2022年9月号に15年の歴史に幕を閉じました。
2011年10月に始まったTVアニメでちはやふるを知ってからのファン。
ちょっと中だるみ的な印象があって一時的に読んでいないときもありましたが、終盤は盛り返して再びドはまりしていました。

ちはやふる あらすじ

まだ“情熱”って言葉さえ知らない、小学校6年生の千早。
そんな彼女が出会ったのは、福井からやってきた転校生・新。
大人しくて無口な新だったが、彼には意外な特技があった。それは、小倉百人一首競技かるた。
千早は、誰よりも速く誰よりも夢中に札を払う新の姿に衝撃を受ける。
しかし、そんな新を釘付けにしたのは千早のずば抜けた「才能」だった……。

ちはやふる 最終話 レビュー

今月のBE・LOVEは表紙も裏表紙もちはやふる一色。

81ページとちょっとしたコミック1冊分くらいの大ボリュームで最終回を一挙にたたみこむように掲載されました。

ついにクイーンの座についたヒロインの綾瀬千早。
頭フル回転で望んだあとはお約束の白目剥いての爆睡。
有終の美とは異なりホラーチックな描写となっていましたが、それでこそ千早という感じで、逆に安心した感じもあります。

一方で同じタイミングで行われていた男子の部門では、千早をかるたの世界に引き込むきっかけとなった綿谷新も勝利をつかんだ。
たかがかるた、されどかるた。
各々がそこにかける思いや背負っているもの、それらの重さが痛いほど伝わってきます。

新の恋敵にしてかるたのライバルである真島太一は、競技かるた自体からは一歩後ろの立ち位置にいましたが、この3人だからこそ、1人が欠けても今の状況があったかどうかと思うくらい、その友情は厚いものがあります。
3人が抱き合うシーン、グッとこみ上げるものがありました。

そして気になる恋愛方面ですが、これが意外な展開となりました。
千早が「好き」と言った相手。
新に惹かれていてそのままくっつくと思っていました。

が、まさかの太一ルート。
付き合うことを知って振られたことになっても、新は前向き。
「俺は18より28でとなりにいるの目指すわ」とか強いわ。
でもなんだろう、これがベストなハッピーエンドルートだと思ってしまう。
途中の太一のグズっぷりとかで新派だったんだけど、すんなりこれが受け入れられる。
一途な思いとか、幼い頃から一歩引いたところから前に出ようという姿勢だったり、その熱意になんだかんだで惹かれていていたんだろうなと思います。

高校も卒業して、それぞれが異なる地で頑張ろうとする姿。
最終ページの集合写真と「ちはやふる おわり」というのを見てあらためて終わったんだなと実感。
喪失感がぬぐえません。

ちはやふる番外編が決定

しかし、そんな私に朗報!

ちはやふるの番外編がBE・LOVE2022年12月号(2022年11月1日発売)で掲載決定。

これは買わないわけにはいかないです。
コミック最終巻の第50巻も秋頃に発売されるのでまだまだ『ちはやふる』熱は冷めそうにありません。

商品概要

  • 商品名:BE・LOBE 2022年9月号
  • ASIN ‏ : ‎ B0B5Q93SJC
  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社
  • 発売日 ‏ : ‎ 2022/8/1

About The Author

heartofu
ITと漫画をこよなく愛する、散財オタクブロガーです。
テーマとして掲げている「一度きりの人生を楽しもう」という言葉は、政治思想家ニッコロ・マキャヴェッリの「やらずに後悔するより、行動して後悔する方が懸命である」という格言に深く感銘を受けて選んだものです。もちろん、行動した結果として後悔することも多々あります。しかし、それは自分の選択の結果であり、納得できます。一方で「あの時、もしも…」という後悔は、なかなか割り切れないものです。時には「やらなければよかった」と思うこともありますが、行動を通じて得られる経験や成長は、人生の大きな財産だと感じています。もちろん、命に関わることや、他人を傷つけたり迷惑をかけるようなことは論外です。
年齢を重ねるごとにできなくなることも増え、「明日」が必ずしも来るとは限らないのが人生です。だからこそ、今できることにはできるだけ挑戦し、後悔の少ない人生を送りたいと考えています。そんな日々のライフログを、人生が終わるまで、あるいはボケるまで続けていきたいと思っています。このような思いで書いているため、読者のニーズをあえて気にせず、忘却録として綴っている面もありますが、ご理解いただければ幸いです。もし気が向いたときにご覧いただき、少しでも共感していただけましたら、ぜひSNSなどでシェアしていただけると嬉しいです。
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