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ふたりが家族になるまでに 下巻 レビュー:純粋に真っ直ぐな二人のラブストーリー完結

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感想レビュー


黒麦はぢめ氏の描くラブコメ漫画『ふたりが家族になるまでに』下巻·2巻のレビューです。
本巻で最終回・完結です。

ふたりが家族になるまでに あらすじ

家族って、ほんとめんどくさいね。
あさひは母娘二人で暮らしていた高校1年生。
ある日、母の急な海外単身赴任にともなって、「お世話係」としてやってきたのは、従兄で社会人のジローさん。男性が苦手なあさひは当初反対をしてたものの、次第にふたりでの生活にもなれてきたはずが?
まんがタイムの甘酸っぱい人気作。 堂々の完結!

ふたりが家族になるまでに 第2巻 レビュー

女子高生あさひのところにお世話係できている従兄で社会人のジローさん。

紆余曲折の末に家族同然の関係にまできて、それを通り越して恋愛感情をもっていることに目覚めたあさひだったが、ある日突然にジローが家を出ると告げられる。
将来の目標が決まったことで決意をした。

いつまでも一緒にいられるものだと思っていた関係。
それは家族なのか、恋人をこえて夫婦としてまで夢見ていたかはわからないが、突然のことに動揺して、ここにいてほしいと本音をぶつける。

好きという告白。しかし、今はそれぞれの夢を追いかけるためにその思いに応えることはなかった。

あさひは陸上を続けたいという道ができた。

お互いに尊重しあえる間柄だから、離れ離れになる。
理解がよすぎて恋人関係にはならなかったが、好きという気持ちは変わらない。
どうせなら夢を叶えて帰ってきて結婚。ひとつ屋根の下、ぼろアパートで幸せに暮す二人もみたかったけど、真っ直ぐすぎる思いはそこまで描かなくてもよかったのかもしれない。
上下巻という感じで2冊で収めているので、ちょっと物語展開が急すぎた印象は拭えないです。
ほのぼのとした同居関係から恋愛感情へ急展開をみせていましたが、人を好きになるのに時間は関係ないといったところでしょう。
二人の性格を考えればベストな最終回だったと思います。
イヤなお邪魔キャラもイベントもほぼないので、短い時間でピュアなラブストーリーを楽しみたい方におすすめの漫画です。

商品概要

コミック: 114ページ
出版社: 芳文社; A5版
ISBN-10: 4832257919
ISBN-13: 978-4832257917
発売日: 2020/5/7

About The Author

heartofu
ITと漫画をこよなく愛する、散財オタクブロガーです。
テーマとして掲げている「一度きりの人生を楽しもう」という言葉は、政治思想家ニッコロ・マキャヴェッリの「やらずに後悔するより、行動して後悔する方が懸命である」という格言に深く感銘を受けて選んだものです。もちろん、行動した結果として後悔することも多々あります。しかし、それは自分の選択の結果であり、納得できます。一方で「あの時、もしも…」という後悔は、なかなか割り切れないものです。時には「やらなければよかった」と思うこともありますが、行動を通じて得られる経験や成長は、人生の大きな財産だと感じています。もちろん、命に関わることや、他人を傷つけたり迷惑をかけるようなことは論外です。
年齢を重ねるごとにできなくなることも増え、「明日」が必ずしも来るとは限らないのが人生です。だからこそ、今できることにはできるだけ挑戦し、後悔の少ない人生を送りたいと考えています。そんな日々のライフログを、人生が終わるまで、あるいはボケるまで続けていきたいと思っています。このような思いで書いているため、読者のニーズをあえて気にせず、忘却録として綴っている面もありますが、ご理解いただければ幸いです。もし気が向いたときにご覧いただき、少しでも共感していただけましたら、ぜひSNSなどでシェアしていただけると嬉しいです。
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