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【君の名は。Another Side:Earthbound】1巻 レビュー:胸に執着した『君の名は。』の日常を描いた漫画

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感想レビュー
【君の名は。Another Side:Earthbound】1巻 レビュー:胸に執着した『君の名は。』の日常を描いた漫画

中村 ジュンヤ『君の名は。Another Side:Earthbound 第1巻』を買ってきました。
この漫画はアニメ映画「君の名は。」の新海 誠監督のアナザーストーリー小説『君の名は。 Another Side:Earthbound (角川スニーカー文庫) 』を原作としています。
結論からすると映画を観たことがある人なら、バックストーリーや入れ替わった時の日常をより深く知ることができるので、とても楽しめるコミックスです。

ストーリーは東京に暮らす男子高校生・瀧は、夢を見ることをきっかけに田舎町の女子高生・三葉と入れ替わるようになる。慣れない女子の身体、未知の田舎暮らしに戸惑いつつ、徐々に馴染んでいく瀧。身体の持ち主である三葉のことをもっと知りたいと瀧が思い始めたころ、普段と違う三葉を疑問に思った周りの人たちも彼女のことを考え出しす。

第一話のサブタイトルが『ブラジャーに関する一行察』という、エロマンガか!と言いたくなるようなおふざけタイトル。
男子高校生といえば女性の身体に興味津々なお年頃。瀧も当然、女子高生の身体に入っていれば興味がでるのはごく自然。

おっぱいを揉むシーンが有名だったりしますが、本編ではそこも掘り下げて描かれています。

瀧といえば弱いけど喧嘩っ早い少年。
外見は三葉になっていても、中身はそのまま。
陰口をたたかれれば黙っていません。
映画とは違い、直球でやり返します。

啖呵を切る三葉に絡んできた三人組もタジタジ。
スカッとする一シーンです。

都会暮らしでは味わえない、田舎の風景。
自然に囲まれて穏やかにすごせそうで良いなと思いますが、ずっと住み続けるとなると、学生には確かに退屈なのかもしれません。隣の芝生は青く見えるというやつですね。

そしてまたもやおっぱいを揉むシーン。
触っていると気楽にやれよと言われている感じだ・・・って、完全に癒しアイテムとなっています。

そしてネットで話題になった、バスケで胸が揺れるシーン。
ノーブラで体育の授業を受けていたから男子の視線を浴びていたわけですが、映画では語られていません。
しかしコミックスでは体操服を着ることへの抵抗。

そして、友達にブラジャーをつけていないことへの突っ込み。

言われて、中身は男子でも恥ずかしがるんですね。

ノーブラを指摘され、下着をつけることを決意。
ブラジャーに対しての洞察。ブラジャーにこんな風に色々考える男子はいないだろう。

三葉の親友テッシー。
彼のことも描かれています。
この町で生活していくことにマイナス思考ばかりでなく、ポジティブに考え、自分で町のダメなところを変えていくという決意を持っている。
思っていた以上に素晴らしい男だと思いました。

1巻では三葉サイドはあまり描かれていません。
でも、憧れの東京を調べたりして、瀧以上に入れ替わりを楽しんでいることがうかがえます。

瀧は三葉の体を男子の動きで酷使します。
元に戻った三葉はその疲労を受け継ぐことになります。
自分は何もしていないのに、肩が痛いとか、シュールでくすっと笑えます。

三葉の髪型へ込めた思い。
細かい設定がチラホラ見ることができ、より深く君の名は。を楽しめる作品です。

About The Author

heartofu
ITと漫画をこよなく愛する、散財オタクブロガーです。
テーマとして掲げている「一度きりの人生を楽しもう」という言葉は、政治思想家ニッコロ・マキャヴェッリの「やらずに後悔するより、行動して後悔する方が懸命である」という格言に深く感銘を受けて選んだものです。もちろん、行動した結果として後悔することも多々あります。しかし、それは自分の選択の結果であり、納得できます。一方で「あの時、もしも…」という後悔は、なかなか割り切れないものです。時には「やらなければよかった」と思うこともありますが、行動を通じて得られる経験や成長は、人生の大きな財産だと感じています。もちろん、命に関わることや、他人を傷つけたり迷惑をかけるようなことは論外です。
年齢を重ねるごとにできなくなることも増え、「明日」が必ずしも来るとは限らないのが人生です。だからこそ、今できることにはできるだけ挑戦し、後悔の少ない人生を送りたいと考えています。そんな日々のライフログを、人生が終わるまで、あるいはボケるまで続けていきたいと思っています。このような思いで書いているため、読者のニーズをあえて気にせず、忘却録として綴っている面もありますが、ご理解いただければ幸いです。もし気が向いたときにご覧いただき、少しでも共感していただけましたら、ぜひSNSなどでシェアしていただけると嬉しいです。
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